2025/07/09 12:46
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、MOTHERが大切にしている
ドライフラワーのデザインや花材選びについて、少しだけお話させてください。

たとえば──
春は、やわらかなグリーンやピンク。
夏は、鮮やかなイエローや涼しげな寒色。
秋は、深みのある暖色系。
冬は、香り豊かな針葉樹を。
日本の四季を、目で見て感じられるような色合わせを大切にしています。
さらに、ミモザやスモークツリー、パンパスグラス、穂物や枝物など素材そのものが持つ個性を活かしながら、季節を表現しています。
⚪︎乾燥方法へのこだわり
当店アトリエ・花を乾かす作業は古民家を使っています。築年数のあるその空間は、密閉されておらず風がゆるやかに通り抜けます。そのため、空気がこもらず、余分な湿気も自然に逃げてくれる——ドライフラワーを作るには、まさに理想的な環境です。自然の流れで花が持つ本来の色や質感を大切にしながら、時間をかけて乾かしています。一方で、海外の花材についてはすでに丁寧に乾燥され、状態・品質共に非常に良い物を選び信頼できるルートから仕入れています。
それぞれのよさを活かしながら、作品の中で自然と調和するように花材を組み合わせています。
誰かの大切なハレの日に、そっと花を添えられるように。これからも丁寧にお届けしていきます。
mother.kana